スピリチュアル的なことについて

さてさてさて、ちょっと品のない言い方になりますが、『今流行のスピリチュアル』についてですが、そう言いながら、どうも私はスピリチュアル的なことが子供の頃からベースにあるようです。
一度も意識したことなく、「なんだか目に見えない事の方が信じられるよなぁ~」となっていて、「へー、そうだからなんだ・・」みたいな理由に気づき始めたのは極最近。多分世の中がスピリチュアル流行になって、「自分どうなんだろ」と思わされる機会が増えたからです。
目次
スピリチュアルと現実
今になって思うと、自分が当たり前と思って育ったことが、実はスピリチュアルなのかしら??
という感じがあります。
私の祖母キクはもうとっくに92年の人生に幕を下ろしているのですが、私が子供の頃、何か怪しげな(笑)人の体を触らずに治すようなことをしていて、
多分今でいうヒーリング的なこととかヒプノセラピー的な事もしていたのだと思います。
煮えたぎるお味噌汁が足にかかって、ズル剥けのやけどをした時は、祖母にガーゼを変えてもらうと痛くなかったこと。(母がやると飛び上がるほど痛かった)
母の背中が赤くはれていた時(多分たむし)サーっと10秒くらいで何もなくなっていたこと。
などなど、当時の私にとっては日常の極当たり前の事でした。
それは普通じゃないのかも???と思ったのは中学生頃からですね。(笑)
そういう訳で、私にとっては、それが普通の事で育ったので、当たり前にそういう方々と縁が出来るのかも知れません。
私自身は、何も見えず何もできずですが(笑)
そしてこれは私の私見ですが、ママが子供のお腹をさすると痛みがなくなるように
誰にでもそういう力というか、能力はあるもので、それを誰かにしようとすると、、
特に職業にすると大変で、祖母キクはお金をもらってはいなかったようですが、時々群馬県の山に滝に打たれにいっていたのをかすかに覚えています。
そういう修業的な事をして、清めるというか、しないと体がもたないのでしょうし、
私が祖母に「おばあちゃんのお仕事なの?」と聞くと、
祖母が呟いていたのは「違うよ。これをすると沢山の嬉しいをもらえるんだよ。お金を取ったらおばあちゃんは出来なくなるんだよ。」
確かに祖母は紐を作る工場でパートのような事をしていて、何度かその職場に行った記憶があります。
というわけで、例えば神様の声が聞こえる人がいるのも不思議ではないですし、全般的に目に見えない事の方が信じられるというのが正直なところです。
目に見えないことは裏切らないです。
コーチングとスピリチュアル的な事
私がしているのは、目的を達成するためのコーチングではなく、
カウンセリングやセラピーの色も含めた『ライフコーチング』です。
私がお話を聞いたり少し言葉を投げかけていくのは、私が分かるとか感じるとかすごいからではなく、
私はクライアントさんとだけ向き合って感じ取り考え、私が感じ取るのは、クライアントさんが言いたいことなんです。
言いたいけど言えない
したいけど出来ない
社会生活をしていると、自分を偽ることが普通になっていて、そっちの方に慣れています。
苦しくても顔に出さない=偉い
どんなにバタバタしていても平常心を装う=得
(今見えないところでは皆バタバタしています)
社会の中で生きているとそんなこと=大人
ってなります。
だから、社会に対しても、人間と人間の間にも、あなた自身に対しても、見えることは本当じゃないことオンパレード!
少し生意気な言い方をしたら、『嘘バッカ』です。
その嘘の中で生きていると、本当の自分を分かっていたとしても、出しては損と思ってしまったりします。
なので、あなた自身が魂に嘘をついて生きている感じになってしまう。
だから辛いのです。
私のライフコーチングはそういう辛さを解消していくのですが、それってつまりあなたの本当を見ていく。
目に見えない『気持ち』とか『軸』とか『希望』とかそんなことをあなたの中から探し出していくのです。
自分の中の目に見えない事を認められるようになると、楽になります。
目に見えない事の方が信じられる。
そうです、そうなった時、
あなたは目に見えないものを信じる=自分を信じているのです。
スピリチュアルという言葉はあまりライフコーチングに適さないかも知れませんが、
目に見えないもの信じ自分に自信をつけていくというのは、自分を知って自分を信じられるようになるということ。
これは現実に大事です。
もしスピリチュアルなセラピーならここで元気になって、そこまでを繰り返して楽になったり癒されていくのですが、
次に現実の社会の中の自分と全体を調和していくことが、生活という意味でが大事だと考えています。
現実の中で幸せになっていくところまでがライフコーチングです。
ライフコーチングをするうえでも、この目に見えない心の部分は無視できないのですが、その先が最も大事なあなたの生活で人生です。
地に足を埋めるような感覚が必要
良く大人に言われた「地に足を付けて考えなさい!」というのはこれからの社会にはちょっと合わないかな、と思いますが、
常識とか、人にどう思われるかとか、おとなしくしているとか、、そういう意味ではなく、
自分の生活や幸せを自分で作るという意味では、『地に足を埋める』くらいの感覚が必要だと思います。
どういうことかというと、スピリチュアルや目に見えない事を逃げにしては、進歩がないということです。
もしより良くなりたいと思ったら、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかが分かっているのを前提で、
そこに向かうこと。
潜在意識とか魂が望む自分をもうわかっているのですから、スピリチュアルや祈りに逃げない。
言い方を変えれば神様をもっと信じるとでもいいますか、、、
魂をもっと信じるとでもいいますか、、
宇宙を信じるといいますか、、
何でもいいです。
しっくりくる単語を選んでくださいね。
その何かは楽しくそこに向かうエネルギーに対してそれを受け取って、後押ししてくれるのですから、お金を使って祈ったりするだけでは自己満足で終わってしまいます。
神様につながる誰かにお金を払ってしてもらうことも一つの方法だと思いますが、その時届くことを自分にしっかり取り込んで、
あなたが何をして何を思うのか、何が幸せなのか、そこ一歩足を踏み出すことが大事です。
ヒーリングなどもそうですが、癒されて元気になったそのあとどうしますか?
それを探していくための『元気』だったらとてもいいと思います。
今元気になって、前に進む!です。
難しいことでも誰かにしかできないことでもなくて、
みんなそういう力を持っているのです。
何かがあって、へとへとになっていたり、どうにもならない時に癒しや方向を示してもらうことは役に立つでしょう。
でもあなたの人生はあなたにしか創れないし、どのようにも創っていけるのです。
豊かに幸せに。
目に見えない事だけで終わらせず、癒されることだけで終わらせず、
現実と調和することまでやってみてください。
きっとよくなります。